おすすめ新着図書案内2019年11月③

新しく北分館に入った図書の中から、毎週おすすめのものをご紹介するコーナーです。
今回はこちらの2冊!
18年ぶりに出た「十二国記」シリーズの新刊が北分館にも入りましたよ~!

白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記』
小野 不由美(著/文) 新潮社
戴国に麒麟が還る。王は何処へ──。乍驍宗が登極から半年で消息を絶ち、泰麒も姿を消した。王不在から六年の歳月、人々は極寒と貧しさを凌ぎ生きた。案じる将軍李斎は慶国景王、雁国延王の助力を得て、泰麒を連れ戻すことが叶う。今、故国に戻った麒麟は無垢に願う、「王は、御無事」と。──白雉は落ちていない。一縷の望みを携え、無窮の旅が始まる!
白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記』
小野 不由美(著/文) 新潮社
民には、早く希望を見せてやりたい。国の安寧を誰よりも願った驍宗の行方を追う泰麒は、ついに白圭宮へと至る。それは王の座を奪い取った阿選に会うためだった。しかし権力を恣にしたはずの仮王には政を治める気配がない。一方、李斎は、驍宗が襲われたはずの山を目指すも、かつて玉泉として栄えた地は荒廃していた。人々が凍てつく前に、王捜し、国を救わなければ。──だが。
(版元ドットコムより)